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[自転車]日本ではロードレースのラインレースが行われないのか? [■ 自転車ネタ]

自転車ネタです。

テレビで海外のロードレースを見ていると、ほとんどが町から町へのラインレースが行われています。
しかし、日本ではプロレースでもクリテリウムと言われる周回コースを数周走るものです。

そこで、先日のロードレースの放送の中で、そのことについて説明がありました。
公道を使ったラインレースを行う場合には、ガードマンやスタッフなどで莫大な費用がかかるために、開催しにくいそうです。
確かに、公道を使う場合は、コース上に車や歩行者が入ってこないように、交通規制をかけないといけません。
交差点などで車を止めることができるのは、警察官だけですので、協力を求めるのも大変だと思います。
ガードマンやボランティアの方が車は通らないでくださいとお願いはできても、止める事はできないのです。

東京マラソンや大阪マラソンのような大きなマラソンレースが都市部で行われるようになっていますが、その時の警察官が警備に出る数が4000人規模だったと思います。
42km程度で警察官4000人必要だったら、200km近いロードレースをするためには、単純に20000人の警察官が必要になります。
確か大阪府警は全体で2万人だったはずなので、レースをするために全員動因しないといけなくなり、レースに関係ない他のエリアの警備はどうするの?という状態になりますね。

警察の人だけでもこれだけ人がいるのだから、有償で働いてもらう他のスタッフはもっと数が必要だし、その日当を考えると、非現実ですよね。

一部例外が北海道で行われるレースのツールド北海道は、ラインレースです。
言い方が悪いですが、田舎の途中に建物のない広大な道路だけを走るのだから、警察の警備も少なくても運営ができるので、行われているそうです。

だから、日本では警備や人員のコスト面で、決められた周回コースを走るレースが行われるそうです。





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