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[自転車ネタ]自転車は命を乗せています。 [■ 自転車ネタ]

最近に何度か参加した初心者をメインターゲットにした自転車イベントの時に気になったことです。

初めてスポーツバイクに乗る人のために、レンタサイクルも用意していて、開始前に異常がないかのチェックを行って、イベントが始まりました。
イベントの間にレンタサイクルで、変速が上手く出来ない等のトラブルがあり、整備にもっと時間とコストをかけるべきだと意見を伝えました。

これは、イベント開催側の問題で解決できるのですが、もっと深刻だなと思ったのが、参加者が持ち込んだ自転車についてです。
最近に購入された人は、多少は気になる整備不足がありましたが、まだ安全に乗れる気がしました。
しかし、数年間は家の軒下などに、乗り捨てられていたスポーツバイクもどき(敢えてモドキと表現します)の自転車の問題は深刻でした。
チェーンなどのドライブトレインの油切れを通り越して、全体が錆びてしまっていました。
他にも、ブレーキやシフトのワイヤーにも錆が出ていたり、走行時に聞こえるハブなどからの異音がありました。
タイヤもひび割れを起こして、ブレーキシューも固くなっているのが、目視だけでもハッキリ分かりました。
これは1台や2台ではなく、少ない参加者の中にも複数おられました。
このバイク達は、事故車と言ってもいいと思うくらいに状態がひどかったです。

危ないから整備をした方がいいですよと、お伝えしても「良いんです。これはボロイから」というような返事ばかりでした。
その人たちは、「古い自転車だと理解して、我慢して乗っています」と言っているのかもしれませんが、「自殺願望があります」と断言されている気分になりました。

初心者向けのイベントだから、軽い気持ちで参加してくださったのだと思います。
しかし、イベントが行われている数時間の間に、危険な乗り物に自分の命を乗せていることに変わりはありません。
タイミングが悪かったら、どこかが故障して大怪我を負うかもしれませんし、周りの人たちを事故に巻き込むかもしれません。

私自身もスポーツバイクにはまるまで、メンテナンスの重要性をあまり理解していませんでした。
これは、多少メンテナンス不足でも簡単に乗れてしまうママチャリの悪い部分が露呈していると思いました。
スポーツバイクが格好いいと広まるのは良いことだと思いますが、安全のためのメンテナンスやヘルメットなどの安全装備の意識も一緒に広まってほしいです。

今回はたまたま事故がなかっただけかもしれません。
今後に自転車のイベントを行うときは、車検をしないといけないのかもと心配になります。

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